カメラ用品の選択は、荷物が多い長旅で最も頭の痛い、それと同時に最も楽しい問題でもあります。ここでは旅行のスタイルを「長期旅行・バックパッカー」ということにしぼり、アドバイス的なことを書いてみようと思います。
購入に際してポイントとなるだろう、【値段】【サイズ】【どの焦点距離のレンズを買うか】の3点を検討します。
値段
値段の高い・安いというのは、人によって感覚が違うのでその印象は千差万別でしょう。なのであまり私などが口を出しても仕方ないのですが、2点だけ。カメラグッズは世界で日本が一番安い、ということと、エントリーモデル(初心者向け)とアマチュアモデル(中級者向け)には、画質や性能に非常に大きな差があるわけではない、ということです。
つまり途中でレンズや周辺機器を買いたすよりは、あらかじめ必要となるであろう物を日本で買っていくべきだし、エントリーモデルかアマチュアモデルにするかの選択を「値段」で悩んでいるなら、エントリーモデル+他のレンズ一本、もしくはエントリーモデル+高性能レンズ一本を買うべきだと思います。
サイズ
サイズは、あなたが考えているより大きな問題かもしれません。カメラ・レンズの重さについては、人それぞれの許容量があると思います。重くても軽くても、それは体力的な問題でしかありません。ちなみに私の経験では、カメラ本体+レンズ2本を身につけて1.5kgを超えてしまうと、観光するのが苦しくなる重さだと思っています。
しかしそれより重要なのはカメラの大きさです。というのも巨大なカメラは、スリや強盗の格好の標的になってしまうからです。旅で一番恐ろしいことはそういった犯罪に巻き込まれてしまうことでして、カメラを目立たなく持ち歩くことは、その対策の一番のポイントだからなのです。
自分の身体の大きさ。身につけるカメラバッグの大きさなども考え、一度自分が町歩きをしている姿を想像してみてください。
どの焦点距離のレンズを買うか
ひとそれぞれどんな写真を撮りたいのかでずいぶん変わってくるものですが、まず長旅で必要になるのは広角レンズだと思います。雄大な景色やそびえる教会・奥行きのある市場など、広く撮りたい場所は多く存在します。恐らく標準レンズとなることでしょうし、比較的性能の良い一本を持っていくことで、撮る写真の質が一段上がるかもしれません。
また望遠レンズですが旅行中に使うことは少ないと思います。遠くの人物や動物などに気付かれないように撮影する場合がそれにあたるでしょう。そういう撮影をする予定の方は、少なくともデジタル200mm(銀鉛換算300mm)は必要となってきます。
