6-1. 風景撮影の注意点
今回は山や海・砂漠などの、自然風景の撮影についての話です。世界には日本を遥かに超えたスケールの自然が広がっていますものね、そのすべてが格好の被写体です。
でもまさか自然の景色を撮るだけのことに、なにか技術的なこと以外に注意点なんてあるのか、と疑問をお持ちかもしれませんね。でもやすやすくんは、みなさんにどうしても知っておいてほしいことがあるそうですよ。
気まぐれな砂漠の風に気をつける
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ダイスケさん、いきなりですが知ってますか?砂漠では砂が舞っているんですよ、それもすっごくたくさん。 |
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え!?何を急に……砂漠だもの、それって当たり前のことなんじゃないの? |
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当たり前ですよね、分かっていると思います。でも用心するに越したことはありませんよ。
ここでは一例としてあげますが、特にこんなケースには注意してください。 |
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あなたは砂漠にやってくるからと、あらかじめ細心の注意を払う気でいました。しかし現実に砂上に立ってみると周囲は無風、「なんだぜんぜん砂なんか舞っていないぞ」という状態です。これなら何の心配もなくカメラを使えそう、と思いがちです。
…ですがここで決して油断してはいけません。その時、たまたま風が止まっているだけなのです。遮るもののない砂漠では次にいつ突風が吹くのか誰にもわからないのです。
またそういう風は、砂丘の麓より頂上に近い尾根部分でより強く吹くものです。夢中になって砂丘を駆け上がり「さぁ撮るぞ」とカメラをバッグから取り出す時に、少しだけ思い出してみてください。
とにかく砂漠に限ったことではありませんが、コンパクトデジカメでしたらシャッターカバーの開閉時、一眼レフでしたらレンズの交換時、そこでは常に注意が必要です。
レンズに引っかかるようにカバーが開閉したり、CCD部分に突風で砂粒が叩きつけられたら、そこで愛機の寿命が突然尽きてしまうような致命的な傷を負ってしまう危険性があるのです。

できればビーチにカメラは持っていかない
海といえば置き引き
外国の海でいちばん気をつけなければいけないこと。それは撮影のコツやポイントの見つけ方などではなく、悲しいかな「盗難」です。
あまり考えたことがないかもしれませんが、外国のビーチというのは、犯罪のメッカとなっている場所です。誰もが水着姿で開放的になり油断するため、犯罪者にとってはおいしい稼ぎ場に見えています。
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大げさに言ってしまえば、日本のビーチの治安は「奇跡」なんですよ、ダイスケさん。
衣服やカバン・携帯電話はもちろん、財布やカメラが放り出してあったって、盗られることはまずありません。 外国人が来たらびっくりすると思います。はじめに「なんて無防備なんだろう」、そして次に「なんていい国なんだろう」って。 |
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そうだなぁ…うすうす感じてはいたけれど、やっぱり治安についてはよほど注意しないといけないね。車があれば鍵をかけておけるんだろうけど……。
ところで貴重品を預かってくれそうな、日本でいう「海の家」みたいなものはないの? |
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ほとんど見たことがありませんね。あったとしても、そこで貴重品を預かってもらうのすら正直不安です。
自分がグループでしたら、誰かひとりが海へ入らず荷物の番人をすればいいのでしょうが、それではあんまりにも淋しすぎるし、自分一人でしたらそれすらも不可能です。 |
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こういう置き引き犯に対して、これといった対策がないのが実情ですが、とにかくどういうふうにカメラを含めた貴重品管理をするのか、それをあらかじめ考慮してビーチへと出かけてください。
また早朝や日没時などの強盗被害も、世界各地でものすごい数の報告があがっているので細心の注意が必要です。
6.多様な自然風景を撮ってみる
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