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5-4. 自分らしい写真

わかりやすい写真・ひとつだけの写真を撮ったら、あとはもう自由にカメラを持って建物をいろいろ見て回りましょう。いちばん面白くて重要な、「自分らしい写真」を撮るために撮影を楽しむ時間です。

かといってオリジナリティにこだわったり、技術的なことはあまり気にしなくても構いません。自分の感覚で好き勝手にシャッターをきっていけばいいのです。逆にいえば、それこそが素敵な「自分らしさのこもった写真」への始まりなのです。

カメラアイコン 自分が好きなポイントを探して撮る

旅行中に撮った写真を日本に帰ってからゆっくり見直すと、「あれ?ここってどこが良かったんだっけ?」なんて首をかしげることがしばしばあるんですよ。
分かりやすい写真ばかりが残って、結局、自分の感動した部分が残ってないわけだ…。実は僕が今まで撮った写真も、こういうのが多いんだよねぇ……たいてい全体像ばかり。
こういう写真はたしかに後から見て説明するには最適なんですが、反面、「面白さ」や「個人の感性」とは対極の位置にあるんだと思います。
これだけじゃ、たとえ友だちに旅行を自慢するにしても、平べったく底の浅い旅に思われてしまいそうですし……下手すると自分が浅い人間にまで思われてしまいそうです。
やすやす君、考えすぎだよ、ふつうはそこまでは思わないよ……でもそう思われたら哀しいね。
ですよね(苦笑)
そこで「自分らしい写真」を撮っておきたいわけです。

カメラアイコン プロじゃないから、のんびり楽しむ

「自分らしい写真を撮れる場所」は、あまり観光客がいない場所に転がっていたりするし、ものすごーく近づいてみないと見えなかったりもします。正直、どこにあるのか分かりません。

かといって見つけるのに特別な目や難しいテクニックは必要ありません。

恋人とつきあっていくうちに、「この人のこんないいところを見つけられた」という感じで、のんびり気楽に考えてみてください。自分だけが「なんとなく雰囲気がいいなぁ」と思える場所に、きっと出会えるはずです。

リスボンのモニュメント
その建物にゆっくり付き合ってみる

いかがでしたでしょうか、今回の「建物撮影の目のつけどころ編」。本文中にも書いていますが、「自分がその建物のどこが好きなのか」を、自分らしい視線で見つめることがポイントだと思います。

カメラのプロが撮る、高価なレンズと高い技術で写した写真は世の中にたくさんあり、だれでもいつでも見ることができます。それと勝負してもしかたありませんし、それは魂のこもらないただのキレイな写真でしかありません。

でもあなたの旅はあなただけの特別なもののはず。その想いを写真に込められるようになれた、これほど嬉しいことはありませんね。


5.建築物の目のつけどころ
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