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5-2. 軍事施設と宗教施設

軍事施設って言われても、なんかピンとこないなぁ…。
そうですね、日本では町中に軍の駐留地はまずないですからね。外国ではそれが町のど真ん中にあったりするし、それがカラフルで可愛かったりすることもあります…(笑)
軍隊だから迷彩色ってわけじゃないんだね。わかりにくいなぁ…。
なので何気なく街並みを撮影したら施設が入ってしまい、警備員に詰め寄られてカメラやフィルムを没収されたという話は何度も聞いたことがありますし、ぼく自身もその経験があります。

また他にもっとも頻繁に問題が起こる場所に「陸路国境」があります。

島国に住む同じ日本人として撮影したくなる気持ちもよくわかりますが、そこは国の最重要軍事拠点でもあり、もっとも力を入れて管理している場所です。軽はずみな行動はトラブルにつながるので気を付けてください。

イスタンブールのイェニ・ジャミィ
宗教施設では周囲の信者にも気をつかって

続いては宗教施設についてですね。
日本で「寺社やもちろん、仏像・神体のようなものでさえ、撮影することは絶対禁止、許されない」と考えている人は、おそらく少数なんじゃないかと思います。社会としてそこまで厳格じゃないというか…。
特に観光地にあるような「入場料を払って入るような施設の場合」は、撮影できて当然といった感はあるよね。
はい。でも外国ではそうじゃないことが非常に多いというわけです。
これは特にイスラム教の施設で顕著なんですが、たとえキリスト教や仏教でも、宗教・宗派を問わず「禁止」というケースは頻繁にありますので注意が必要です。
旅人の勝手な言いぐさだけど、「どれを撮ってよくて、どれがダメなのか」を分かりやすくしてくれたらいいのになぁ…。
うーん…そこの信者である現地の人にとって「撮影禁止」は当然のことなので、わざわざ看板は出す必要がないですからねぇ……。
たとえ入場料を払っていようとも、私たちは「お邪魔させてもらっているんだ」という意識を忘れないようにしたいところです。

日常生活に宗教の密着性がうすい日本人としては、このあたりのモラルに深い配慮を払えるようになるとスマートだといえそうですね。

撮影が禁じられている場所があることは分かっていただけたと思います。それらしき場所だと少しでも感じたら、必ず撮影の許可をとるようにしましょう。場合によっては親切に説明や案内などをしてくれて、思わぬ良い体験につながったこともあります。

またそれらの場所では「疑わしい動きをしないこと」を心がけてください。カメラを手に持ったり、首からぶら下げて歩いたりしないこと。できれば見えないようにカバンにしまっておくといいでしょう。目をつけられ、取り上げられてからでは遅いのですから…。


5.建築物の目のつけどころ
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