たしかに日本にはあらゆるタイプの建築物がそろっています。巨大ビルやモニュメント、寺社・教会、古い家屋。旅をしなくても頻繁に目にするものですし、テレビや雑誌で撮影ポイントを紹介していたりします。
でももちろんここでは、上手な建築物の撮影の技術を披露するわけではありません。ベストな機材の紹介をしたり、オススメの撮影スポットを紹介するわけでもありません。その代わりに海外で建築物を撮るときの注意点や、撮影を楽しむためのコツという主旨で、人物編にひきつづいて紹介したいと思います。
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やすやす君、僕は建物の写真ならかなり撮り慣れてると言えるよ。高層ビルとかは大好きだし、なんといっても隠れお寺マニアだからね。特に紅葉の季節だったらもう、1日何枚でも無我夢中であっち行ったりこっち来たり…… |
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へぇ~、お寺マニアだったんですか、ダイスケさん。なんとなく意外ですね……。ぼくもこう見えて大好きなんですが……ま、それはさておき。
では突然ですが、「外国で写真撮影してはいけない建物があります」といわれたら、それは何だと思いますか? |
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撮影してはいけない建物?ってことはそんなのがあるんだね……なんだろうな……日本じゃ撮影禁止になってるところって、美術館の中とかしか思いつかないけど…。
ところでそれって重要なことなの? |
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はい、日本ではあんまり意識したことがないかもしれませんが、外国ではたった一枚の写真が大きなトラブルになる可能性もありますので、ここでよく覚えていってください。 |
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日本国内で撮影してはいけない建物を撮ってしまったことはありますか?だれかに叱られたりカメラを没収されたりしたことはありますか?
私が思うに、そういうトラブルに遭った人は極めて少数だと思います。
なぜかというと日本では「撮影してはいけない建築物は、基本的に撮影できなくなっている、もしくは禁止されていることがすごく分かりやすい」ことがほとんどだからです。
たとえもしそうじゃない場合でも、誰にでも理解できるように「撮影禁止」の掲示があったり、日本の生活習慣の中で自然に身に付いた感覚で「ここはダメ」と事前にわかり、トラブルにまでなることは少ないからです。

大切な思い出を写真に閉じ込めていきましょう
しかし海外ではそうではないことが往々にしてあります。
まずは撮影禁止であることが多い建物の具体例をあげましょう。
政府や軍関連の施設、巨大な橋、コンビナート、工場内部、空港、駅、イミグレーション、教会やモスク等の宗教施設、巡礼地などの聖地、墓地などです。
これらの撮影禁止理由は、おおよそ検討がつきますね。つまり軍事的に重要なポイントと、宗教的に重要なポイントとに大別されます。
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この場合のトラブルってのは、具体的にどんなことなの? |
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管理者に叱られるのはもちろん、フィルムやカメラの没収。そこからさらに罰金。最悪の場合は警察に連行され事情聴取になります。返して欲しければ「袖の下(ワイロ)をよこせ」となるかもしれません。 |
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うへぇ……大変だ、こりゃ。まじめに聞くことにします。 |
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5.建築物の目のつけどころ
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