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3-3. 露出とホワイトバランスの設定

カメラアイコン 露出補正をオートブラケットにする

私たち黄色人種は、肌の色が白すぎたり黒すぎたりすることは稀です。しかし白人や黒人など極端に肌の明暗が強い人を撮影するのは、こちらが撮り慣れていないこともあり、なかなか難しいものがあります。

たとえば一般的に「人物は逆光で撮影するのもキレイ」と説明されることも多いのですが、この場合はそうもいきません。

黒人の像
被写体が黒人の場合の失敗例

肌の色はもちろん、着ている服の色や日が当っているかどうか、順光なのか逆光なのかということでも、露出(写真全体の明るさ)には強く影響を与えます。
上の失敗例は露出オートで撮ったものですが、見事に黒い肌を再現できませんでした。でもこのあとちゃんと自分でプラスの露出補正をかけて、綺麗な写真を撮ることができましたけどね。
これは逆光・白い服・黒い肌、難しい要素ばかりが詰まった写真なんだね。だけどデジカメだからその場で確認ができて、なんとかなったわけだ…。
でもやすやす君。もし被写体が本物の人間だったら、今回みたいに試し撮りみたいなことをするのは難しいんじゃないかい?
そうですね、今まで説明してきたように、できれば一回のシャッターで成功させるのがベストです。
と、そこでおすすめなのがカメラについている機能、「オートブラケット」です。これを使えば露出を±にずらした写真を、自動でしかも一度のシャッターチャンスで得ることができます。
実際は数枚の連写なのですが、一瞬のことなので被写体としては一回の撮影と同じに感じますので、デメリットはありません。

カメラアイコン できればRAW画像で撮影を

RAW画像で撮影するメリットは数多くあります。その中でも、特に初心者にとってありがたいのは「ホワイトバランス」をあとから決められることではないでしょうか。

なぜならシャープネスやコントラストなどの数値は、画像ソフトで誰でも簡単に修正できるのですが、ホワイトバランスの修正は難しく、また設定ミスが写真を台無しにする可能性があるからです。

RAW画像はちょっと敷居が高い感じがするね。僕もまだ使ってみたことはないんだけど、逆にどういう時に使っていいのかが分からない。
RAW画像のいいところは大きく2点あり、「JPEGより繊細な表現ができる」「あとでかなり修正がきく」というところです。
JPEG画像だと記録した瞬間に自動で画像を圧縮してしまい、細かいところがつぶれてしまいます。シャープネスやコントラストも判で押したように決まってしまいます。
一方、RAW画像では圧縮しませんし、各種効果も全くかかっていない状態で保存されています。パソコンに取り込み、画像を見ながら人間が微調整していくやり方なのです。
ってことはつまり、自分でなにをどこまで・どんなふうに表現するのか、あとから決められるってことだね。
そうですね、この調整は「かなり」自由がききます。露出補正もある程度ならパソコンで取り込んだ時に決めれますし、一番めんどうなホワイトバランスも、あとで画像をチェックしながら選択することができます。

フラメンコダンサー
ホワイトバランスを間違えて赤くなった

だったら上の写真のように赤いライトの部屋や、緑に見えてしまう電球の部屋でも、RAW画像ならホワイトバランスを気にせず撮れるってことだね、これはスゴイ!
「どんな設定をしていいのか、いまいち分からない。でも今すぐ、しかも1枚しかチャンスはないよ~」ってな困った状況のときには、ぜひ効果的に使ってみてください。

3.失敗を少なくするため
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